日商簿記検定

歴史ある検定

日商簿記検定は日本商工会議所および各地の商工会議所が実施している試験です。
人気のある試験のため、1997年以降は試験の回数も増加しました。
ビジネス会計検定試験とも内容が類似しています。

級によって求められるレベルが変わります

日商簿記検定では1級から4級に分かれています。
そのため、簿記の初心者レベルから非常に専門性が高く、難易度が高いものまであります。
自分のレベルに合った級を選んで受験することができます。
また、上位の級を目指して長年勉強を続けている方も多いです。

4級では商業簿記において、入門的な知識を求められます。
勘定科目による仕訳ができるというのが基準で、小規模な小売店の経理をすることを前提として問題が構成されています。

3級では取引先企業の経営状況がどうかということを数字から判断できるようになるなど、より実際の業務に対応した力が求められます。
そのため、3級から評価し始める企業も多いです。
レベルとしては、個人企業での経理補助者や経理担当者にあたります。
個人企業において必要な商業簿記に関する知識が求められます。

2級では株式会社の経営管理に役立つ財務諸表を読む力が身につきます。
商業簿記はもちろん、初歩的な原価計算を含む工業簿記の能力も求められます。
高校程度の商業簿記であり、2級まではそこまで難易度は高くないと言われています。

1級になると、一気に難易度が跳ね上がります。
もちろん難関資格の1つとして数えられています。
公認会計士や税理士など、会計系の国家試験を受ける方にとってはまさに登竜門といえるでしょう。

レベルは大学程度になり、商業簿記や会計学、原価計算や工業簿記など幅広い知識を有しているかが求められます。
財務処方規則や企業の会計において理解が高く、経営の管理はもちろん分析を行うことができるようになります。

合格者には特典があり、税理士試験の受験資格を得ることができます。
また、職業訓練校において事務課の職業訓練指導員試験で一部免除を受けることができます。

簿記は級ごとに求められる知識や難易度も差があります。
そのため、自分に合ったレベルを選ぶことが大切です。
ほかにも商工会議所管轄の資格にはさまざまな種類があります。

詳しくはこちらから⇒商工会議所の検定試験|日本商工会議所
ここでは、簿記検定を始め、販売士検定や日商PCなどのさまざまな試験の概要を見ることができます。
興味のある方は覗いてみると良いでしょう。